皆さん、この記事を知ってますか?
大阪府箕面市の市立小学校で、2年生の担任の男性教諭(56)が、クラスメートをいじめたとする男児について「バカなんじゃないか」「相当な心の病を抱えているとしか言いようがない」などと、学級通信で非難していたことが25日、学校関係者への取材で分かった。学校側は、学級通信が保護者に渡ってからその内容を把握したといい、校長は「内容は許し難いことで、子供を傷つけ大変申し訳ない」と話している。
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学校によると、男性教諭は「(いじめが)自分としては大変なことだから指導したいと思って書いたが、配布してから、まずい文章だと思った」と反省しているという。男性教諭は現在も担任を続けている。
学校は28日に、このクラスの保護者を対象に説明会を開き、校長と担任が謝罪する予定だという。
ネット上では、謝罪は必要ない、と支持が高まっている
http://www.news30over.com/archives/1392774.html
この教師の手法には多少の勇み足があったかもしれません。でもそれを本人は反省しています。
この教師のアクションがいじめの抑止になったことは事実で、担任としては当然の指導行為です。
「バカなんじゃないか」と書かれた通信簿をみた親が、自分の息子の至らなさを棚に上げて学校に抗議したんでしょうか。そういう的外れな親の背中を見ながら育ったから息子はそうなったんでしょう。
先日、群馬で小学6年生の女の子がいじめを苦に自殺しました。学校はいじめの事実を知らなかったといいます。
知らないはずはありません、見てみぬ振りをしてきただけです。職務放棄の怠慢、いや、見殺しにしたともいえますね。
箕面市の担任教師は、ちゃんと把握して見逃さず指導したんです。それでも言うこと聞かない生徒に更に強く指導したんです。謝ることなんてありません。いじめにあってた女の子が自殺したらどんなに謝っても取り返しがつかないのです。
不祥事があって非難されても学校は責任を逃れます。でも、正義感の強い教師が少し勇み足をふめばそれを悪として断罪するのです。当事者の問題じゃなくて社会問題です。いつから世の中こんなに狂ったんでしょうかね。
昔は道徳観がしっかりしてましたから、いじめを知った担任教師は怒鳴る、殴るを平気でやったもんです。家に帰って親に知られたら、また親から叱られるので怖くて言えなかったもんです。教師と親との間には無言の信頼関係がありましたが、今はそれがないのでしょう。その失われた信頼によって更に失われていくのは、子供たちの道徳観というものです。
説明会と謝罪はやめて、懇親会にすることを薦めたい。
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