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自由と人権 反中共集会、デモ行進【日比谷】

11月6日、日比谷野外音楽堂にて、頑張れ日本!全国行動委員会(田母神俊雄会長)主催による「自由と人権 アジア連帯集会」が行われた。34名の登壇者による講演内容は主に、「アジアに自由と平和を!」「尖閣諸島侵略糾弾!」「中国のアジア軍事覇権糾弾!」「拉致被害者奪還!」「ノーベル平和賞・劉暁波氏の釈放を!」など、中共の強権政治に立ち向かうそれぞれの立場からの発言が続いた。

11.06日比谷野外音楽堂での集会 (筆者撮影)

11.06日比谷野外音楽堂での集会 (筆者撮影)

尖閣事件後の同会による集会およびデモ行進は回を重ねるごとに参加者は増えているが、いずれにも現職の国会議員の姿はなく、今回の小池百合子議員が現職としては初参加となる。また、登壇者の層も以前より幅が広がり、国籍や民族を超えた人々が増えてきた。中共の暴政はアジア全体で深刻な問題となっており、日本での問題はその一部に過ぎない。しかし、日本が中国に対してどのように応じていくのか、各国は非常に高い関心を寄せている。

11.06 集会での登壇者

11.06 集会での登壇者

日本ウイグル協会のイリハムマハムティ氏は毎回のように「今このときにしっかりと自分の国を守らなければいけない。私たちのように国を失ってしまった民族がどれほど苦しんできたかよく考えて欲しい」と言う。これは旧東トルキスタンが中共によって新彊ウイグルとされてから現在に至るまで続けられている、民族弾圧のことである。チベットのペマ・ギャルポ氏、内蒙古(旧モンゴル)のオノフォノド・ダイチン氏においても同様である。

その他登壇者のお話を一部紹介する

満州人の鳴霞(めいか)女史
「毎年100人ほどの日本人が、環境汚染によって犯された水や食物が原因で死亡している。このことを日本のメディアはちゃんと国民に知られて欲しい。また、中国での環境問題が大きくなっているが、来年はその責任を日系企業に負わせるでしょう。トヨタは間違いない。罰金と称して多額のお金を請求するでしょう」という。

ベトナム革新党のアウ・ミ・ジュン氏
「南シナ海には中国海軍が多いので、自分たちの海域でも漁をする場合は中共に許可をとらなければいけない。そうしなければ撃沈されたり逮捕されて多大な金銭を要求される。中共の尖閣侵略を許してはいけない」

4年前に帰国した脱北者
「46年前、16歳のときに北朝鮮に渡った。そして4年前に日本に帰ってきた。確か昔の総理は岸信介だった。ほかにも居たが、あの頃の政治家は立派な人が多かった。今は売国政治をする者が総理大臣になっている。本当に驚いている。朝鮮学校では嘘の話で反日教育をしている。日本の国民から集めた税金を朝鮮学校に入れてはだめだ。馬鹿げている」

馬渡龍治氏 前衆議院議員 http://blog.mawatari.info/
3年前にベトナムに行った際、30代の女性と話をした。その女性は「自分が生まれる前にベトナム人は自国の領土を守るために中国と戦争をした。最初は勝てないと言われていたが、1ヶ月で敵を追い返した。もし、今、同じことが起こったら私は戦いに出る」とはっきり言われたのが今でも深く胸に残っている。私たち日本人もそうでなければいけません。

【登壇者】
田母神俊雄 会長
小池百合子 衆議院議員
イリハムマハムティ 日本ウイグル協会会長
ペマ・ギャルポ チベット出身の政治学者
プロビュール・ビカシュ・シャカー 日本ベンガル協会理事
黄文雄 評論家
黄敏慧 こうびんけい 台湾人
鳴霞 めいか 中国・満州人
アウ・ミ・ジュン ベトナム革新党日本支部長
ホン・ヒョン 統一日報論説員
オノフォノド・ダイチン モンゴル自由連盟党幹事長
飯塚繁雄 「家族会」代表
西岡 力「救う会」幹部
三浦小太郎「北朝鮮帰国者の生命と人権を守る会」代表
加瀬英明 外交評論家
西村真悟 たちあがれ日本 大阪支部長
赤池まさあき 元衆議院議員
馬渡龍治 前衆議院議員
林じゅん 前衆議院議員
梅原克彦 前仙台市長
殿岡昭郎 中国民族問題研究会代表
山田宏 日本創新党党首
山際澄夫 ジャーナリスト
西村幸祐 ジャーナリスト
安東幹 ジャーナリスト
二瓶文隆 全国地方議員の会(中央区議)
水野むねひろ 全国地方議員の会(港区議)
植松和子 全国地方議員の会(函南町議)
小菅もとし 全国地方議員の会(秦野市議)
小倉麻子 チャンネル桜・弁護士
柚原正敬 日本李登輝友の会事務局長
英霊来世 ラッパー
saya 歌手 田母神塾塾生
三輪和雄 日本世論の会会長

注:登壇順

午後1時からの集会は3時半ごろ終了し、その後は会場の日比谷野外音楽堂から常盤橋公園までのデモ行進を行った。デモ行進スタート時の参加者は約4500名。また、Youtubeやニコニコ動画による生中継の視聴者は午後3時現在で約29000人に達した。

11.06 デモの様子 (筆者撮影)

11.06 デモの様子 (筆者撮影)

動画資料
Youtube
http://www.youtube.com/watch?v=4zLUvDUguII
http://www.youtube.com/results?

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